二人の中国人の笑顔とその理由について [雑感]
2012年11月20日の日経朝刊にて、二つの中国人に関する記事が目に止まりました。
一人はポスト習近平氏の筆頭格、胡春華氏。
一人は新しい報道官、華春瑩氏。
何が気になったかと言うと両者の写真が笑顔であること。
しかも普通に親しみやすい笑顔。
私は中国の要人に対して、笑顔でもなんだか目が笑ってないって印象を持っています。
なのでこの二人の笑顔が気になりました。
なぜ中国はこのような「笑顔」を出すようになったのか?
私見ですが、一つは中国の自信の表れだと思います。
1992年の鄧小平の南方講話以降、中国は面子を保ったまま世界経済の中で成長を果たすため
厳しい顔を世界に向ける必要があったのではないでしょうか?
数年後にはGDPで世界一位になることも見えてきた今、その自信の表れがこの笑顔なのかもしれません。
笑顔のもう一方の理由は、強気一辺倒での経済成長に限界が見えてきたせいだと思います。
先日の全人代では10年後にGDPを2倍にすることが掲げられました。
7%成長を10年続ければ達成可能です。
しかし、過去10年の中国の相対的な優位性はもうなくなってきており
新しい戦略を用いないと次の10年の成長は無く、また経済成長がなければ体制の維持は困難でしょう。
なので、今後は対外的にも国内的にも硬軟使い分けて何とか自国に成長を取り込みたいとの
考えが上の両者の笑顔の理由なのではないかな、などと考えています。
これから中国人の笑顔が多く見られるようになってきたら、
こちらも相応に気を引き締めたほうがいいのかなぁなどと緊張しています(笑)
一人はポスト習近平氏の筆頭格、胡春華氏。
一人は新しい報道官、華春瑩氏。
何が気になったかと言うと両者の写真が笑顔であること。
しかも普通に親しみやすい笑顔。
私は中国の要人に対して、笑顔でもなんだか目が笑ってないって印象を持っています。
なのでこの二人の笑顔が気になりました。
なぜ中国はこのような「笑顔」を出すようになったのか?
私見ですが、一つは中国の自信の表れだと思います。
1992年の鄧小平の南方講話以降、中国は面子を保ったまま世界経済の中で成長を果たすため
厳しい顔を世界に向ける必要があったのではないでしょうか?
数年後にはGDPで世界一位になることも見えてきた今、その自信の表れがこの笑顔なのかもしれません。
笑顔のもう一方の理由は、強気一辺倒での経済成長に限界が見えてきたせいだと思います。
先日の全人代では10年後にGDPを2倍にすることが掲げられました。
7%成長を10年続ければ達成可能です。
しかし、過去10年の中国の相対的な優位性はもうなくなってきており
新しい戦略を用いないと次の10年の成長は無く、また経済成長がなければ体制の維持は困難でしょう。
なので、今後は対外的にも国内的にも硬軟使い分けて何とか自国に成長を取り込みたいとの
考えが上の両者の笑顔の理由なのではないかな、などと考えています。
これから中国人の笑顔が多く見られるようになってきたら、
こちらも相応に気を引き締めたほうがいいのかなぁなどと緊張しています(笑)
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