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スマートメーターが日本の家電メーカーに強いる変化 [テクノロジー]

2012年11月16日の日経朝刊に

パナソニックがスマートメータ事業に乗り出すとのこと記事が出てました。

記事ではスマートメーターのハードそのものに関する言及しかありませんでした。

しかし、本当に大事なのはスマートメーターが普及し始めた後に出来上がる

電力情報のプラットフォームに対してどのように関わっていくかだと考えています。



スマートメーターの基本機能はデジタル化と無線通信による電力消費の逐次モニタリングです。

いま検討されているのは世帯に1つのハードですが、

これは電力を消費するものがそれぞれ有していても問題はありません。

これによってコンテンツ情報がデジタル化によって多くがネットに乗ったように、

家電機器の情報もデジタル化されネットに載るようになると考えることができます。

デジタル化によってPCやAV機器のような黒物家電に生じた変化が白物家電にも起こることを意味します。

商品価値の重心がハードそのものからネット上に移ります。




日本の家電メーカーはハードの作りこみには長けていますが、ネットが絡むとことごとく対応できていません。

お世話になった人曰く「エライ人達はネットというものを考えることも認識することもできない」とのこと。

なのでスマートメーター事業は日本の家電メーカーに、

とことん物性を突き詰めて行くか、ネットに繋がる人間の群れに飛び込むかのどちらかを強いると思います。



パナソニックがスマホ対応炊飯器を商品化しましネットを学ぼうとしているようですが

間に合うかどうか、気になります。




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