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私は仕事の基礎をマクドナルドで教わりました。 [仕事]

私は19歳から3年間、マクドナルドでバイトをしていました。

当時は何も考えずにハンバーガーを作っていたのですが、

今考えるとあの現場はすごいなぁと思うようになれました。


何がすごいか。

まず現場のミッションがはっきりしています。すなわち

「できたてのハンバーガーを即時にお客さんに提供すること。」

もう、これだけ。

ただ、これをアイドルタイムからピークまでずっとキープする為に色々工夫しました。

ミッションの難易度が上がるのが、当然ピークタイムです。

なので、アイドル時に材料の準備、補充が欠かせません。

その材料も食材なので、出しっ放しにできません。

だから材料の特性と必要な量と必要なタイミングを考えて出します。


備品の配置も大事です。

場所が数センチ違うだけでスピードが下がるので、細かく調節します。

現場のメンバーの構成も大事。

なんでも高レベルでこなす頼りになる人から、新人さんまでの混成チーム。

ポジションはスイングが決めますが、どのようにフォローするか予め考えます。

私は厨房だけだったのですが、スイングや社員さんはフロントとの連携も考慮します。

で、やっぱり店長さんはすごい。

さばけない人ほど現場での指示の声が大きくなります。

逆に仕事のレベルが高い人ほど必要以上の声を出しません。

でもみんなちゃんと動いて店が回る。

私も何をすべきかハッキリわかるので非常にやりやすい。

店長さんは、現場だけでなくクルーのスケジュール、モチベーションコントロール、

資材確保、資金管理等々、微に入り細に入り店舗を見てます。

マクドナルドの構成要素は恐ろしく多いです。

それをすべて頭に叩き込み、ちゃんと回すことの出来るスキルはすごいですね。

これが出来るのは、やはりミッションが非常に明確だからでしょうか。

それだから、各自やることがはっきりして各々の力を発揮できる。


どのバイトでもそこにはちゃんと学ぶことはあります。

外食産業トップのマクドナルドは特に学べることが多いと思いますよ。

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