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拡張現実と日本の庭 [デザイン]

GoogleのPlojectglassが発表が発表されて話題になってる最近。

私どものエライ人は「これだこれ!」と飛びついてます。

何をいまさら(笑)

10年前からギーグな社員たちは電脳コイルやスカウターのコンセプトを提案してきています。

ただ、そんなギーグたちも昔の庭師に言わせれば「何を今更」ってなると思ってます。

今回はそこら辺を。



今ある拡張現実は「現物に仮想を合わせ込むこと」と一般化できます。

これは日本の庭園設計によくあると思ってます。

例えば「嵐山を借景にし枯山水を作る」このような庭園。

枯山水は概念を形にした物であり、自然の風景ではありません。

しかし、上記の庭園は理屈抜きにすごいと感じることができます。


もうひとつは坪庭。

これは狭小で閉じた空間を石、苔、草木などの配置によって

感覚的な広さを感じさせます。

これも拡張現実でしょう。



昔の庭園を見ると、自然をいかに生活に取り込むかに執念を感じます。

こういう考え方は今ある拡張現実の上位概念ではないでしょうか?

まぁ、アメリカ人がやっと日本人を追いかけ始めた所ではないでしょうか。

私たちの身の回りにも、昔の人の無数の工夫があるので、

いろいろ借用していきたいです。






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