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次のテレビに必要な「統合ブラウザ」について [テクノロジー]

私はエンジニアでありデザイナーではありません。

ですが「デザイン」無しに顧客体験を考え、それをサービスや製品に落としこむことは不可能です。

「デザイン」はいわゆる、モノの色・柄・形だけを指す訳ではありません。

今の私は「デザイン」を

要素間の関係性を見出し、整理し、優先順位をつけ、最も大事なものの価値を最大化する考え方

と置いています。


いま、私は暇があるときにテレビのリ・デザインに取り組んでいます。

私の勤めるシャープ(株)において少し先の情報機器をデザインする場合、

関連する重要な要素として液晶テレビを外すわけには行きません。

少し先のテレビをデザインしなおすことで、担当している情報端末開発の

新しい切り口になると考えるからです。



今持っている考え。

今のテレビになくて、ちょっと先の液晶テレビに必要なもの。 それは新しいブラウザではないでしょうか。

テレビは生活の中心です。

なぜ、中心足りえるか?

なぜなら、テレビから得ることのできる情報が一番価値が高いから。

テレビ離れはネットを使いこなす人間にとってはPCの情報のほうが価値が高いから。


ならば、次のテレビに必要なのは

テレビからの情報とネットからの情報を、

データフォーマットを、情報ごとの目的を、機能を統合できる仕掛け。

「インテグレート(統合)ブラウザ(仮)」だと仮定しています。

いまSONYのテレビは放送画像の横にTwitterのTLを流すことができます。

なんだ、すでにあるではないか、と言われそうですが、これはまだ統合されていません。

放送画像とTLを並べただけです。

ひとつの画面で、ひとつのコンテンツにまとめきれていないのです。



「そんなものよりテレビは、大きさと画質につきるのでは」とご指摘を受けそうです。

確かにそれも重要です。美しい画像は一発で人の心を捉えます。

しかし、テレビを取り巻く要素の関係性を手繰っていくと、画質だけでは足りないのです。

美しい画像を楽しむのは一日にそうそうありません。

これでは生活の中心だとは言えないのです。




と、ここまで大上段から論をぶったわけですが、

私も明確な絵が描けているわけでなないのです(泣笑)

ただ、私なりの「デザイン」という考え方で、テレビ周囲の要素の関係性を再構築した場合、

テレビの一番の優先順位は「価値の高い情報」の出口となることではと仮定するのです。

是非、ツッコミ等いただきたく。

跳ねて喜びますので。




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