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クライアント思考からネットワーク思考へ [テクノロジー]

以前の記事で、

「エレクトロニクスメーカーの成長は、ソフトでなく、ハードでもなく、ネットワークにある」

なんて、偉そうなこと書いってしまった。。。。

私も、しっかりビジョンが見えていて書いたわけでもないから、ぼんやり抽象的なことに終始してる。

あれから、私は何が言いたかったのだろう?と自問自答してたら、

もっと具体的に、言い切っている人がいた。

久夛良木健氏である。プレイステーションの生みの親という方が通じはいいか。

日経エレクトロニクスでのインタビュー記事がそれ。

たくさん引用したいのだが、私に一番響いたのは

「すべてがネットワークに向かうことは必然と言える」

という言葉。おおおぉ。

クライアントの価値をいかに高め、クライアントベースでビジネスを考えるクライアン思考は

100年前の大量生産ビジネスモデルの考え方。

これから、いや、今からは、

ネットワーク上での価値をいかに高め、ネットワーク上でビジネスを考えるネットワーク思考

じゃないと、これからのエレクトロニクス企業(この言葉も旧態依然としている)は生きていけない。


たしかに、今ある情報端末事業の採算は、一台あたりのコストがいくらで、いくらで売るかの

考え方に支えられている。昔の扇風機の事業と同じ考え方。これじゃぁねぇ・・・

本当に近い将来すべて、と言わないが、多くのエレクトロニクス機器がネットワークに繋がる。

それが当たり前の価値になる。

新しい機能を創りだすことが最重要なのではなく

ネットワーク上の価値を正しく訴求し、適正な利益をネットワーク上から得る仕組みを作ることが最重要。 まだみんな出来ていない。

これができた企業が、次のエレクトロニクス市場で大きく抜きんでる存在になると思う。

別に大きな企業である必要は無いですしね。
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