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ソーシャルネットワーク考02 ーコモディティな情報と生きた情報ー [テクノロジー]

ソーシャルネットワークの拡大につれ、私たちがアクセスできる情報の体系はどうなるのか。

今のGoogle検索とだいぶ様相が変わってくるような気がする。

ざっくり言うと、機械統計的か、人間的か。



私なんかは、Googleのお世話になりっぱなし。

検索キーを入れて、結果が思うようにならない時も「私が悪いのか」と反省して、キーを入力しなおす。

一方、孫正義ぐらいになると状況は変わってくる。

彼はわからないことがあったらTwitterでつぶやいてみる。

それも、機械がわかるような言葉でなく、普通の自然言語で。

そうしたらフォロワーから、結構正確、有益な情報がリプライされてくる。

孫正義が、「Twitterは新しい脳のようなものだ」というは、確かにその通りだろう。


ここでは、アクセス出来ている情報の質が大きく違っている。

サーバー上のデータにアクセスしているか、人間の頭の中にアクセスしているか。

前者はだれでもアクセスできる、コモディティな情報。

後者は、アクセスできる人によって変化する、生きた情報。

わたしは、前者のデータベースしか利用できない。ネットワークが貧弱だから。

私と孫正義が情報戦で戦ったら、結果は火を見るより明らかだ。


情報化社会と言われているここ最近で、情報化の流れはますます加速していく。

誰にでもアクセスできる情報だけでは、均質化に飲み込まれるのは免れない。

情報化社会で、新しい知識や知恵を紡ぎ出そうとしたら、これではいけない。

どれだけ生きた人間の頭の中にアクセスできるかが重要になる。



もちろん、いくらアクセスできる情報が豊かであっても、自分で考えなければ意味ないのだが。


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