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必死になって企業に終生の忠誠を誓うというのは変じゃない? [仕事]

常々疑問に思っているのだが、

企業はエンジニアやデザイナーといったリソースをインハウスで囲い込む必要はあるのだろうか。

逆に、エンジニアやデザイナーはインハウスになる必要はあるのだろうか。



昔のように、技術のほとんどがクローズドで、企業に属している時代であれば、

そこに属する技術に触れるためにはインハウスになる必要がある。


しかし、少なくともソフトウェア業界においては、多くがオープン化が進んでいる。

ヘタをすると研究所レベルの技術でさえ、オープン化され検討が進んでいる。


このような時代に、必死になって企業の一員となり、終生忠誠を誓うという選択肢しか取らないというのは

少々勿体無い気もする。

また、大きな企業に入ったとして、何かいいことがあるのかというと、エンジニアとしての生き方から見れば

特にいいことはない。デメリットのほうが大きいような気さえする。

よくわからない成果主義。

よくわからない配置転換。

大きい組織につきものの官僚主義、前例主義。

それによる、よくわからないエンジニアリングに関係ないペーパーワーク。


企業経営の視点からみれば、合理的なんでしょう。

しかし、エンジニアの生き方からすれば、自分の生き方をコントロール出来ないのは大きなデメリットだ。

一度の人生、自分で進む道を選ばないというのはもったいない。


たとえば、その企業のリソースを使って自分の夢を叶えるために就職するのは、生き方だ。

また、自分の力が、その企業に入れば個人で活動するときよりもより大きな力になるのであれば、生き方だ。

そう、まず自分がひとりの人間として社会にどのように貢献したいか考えるのが必要。

そうでなく、まず就職ありきの考え方では、自分から進んで「人間」であることから「部品」になろうとしている。


もちろん、何を選ぶかは個人個人の自由。

ただ、日本で「部品」の生き方でも人生そこそこ楽しめるのは、今まででおしまい。

なぜなら、「部品」になろうと思っても、日本という「工場」が何を作ればいいか分かっていないのが今。

そのような中で、「私は良い部品です!」と叫んでも、虚しいな・・・

ま、私も「部品」であったわけですが・・・


あなたは、どのような生き方を望んでいますか?


わたし?私は「人間」でいたいです。 はい。
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