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スマート〇〇を多用する会社は危ない [仕事]

とある会社にて。

担当「以上の理由でこの商品の開発を提案します。」

エライ人「これはマーケティングはしたのか?」

担当「マーケティング・・・ですか?」

エライ人「してないのか?」

担当「市場の定義と、規模の算出、予想される競合について調査しています。」

エライ人「それは分かったが、マーケティングはしたのかと言っているんだ。」

担当「・・・・」



まぁ、いつものよくある風景です。

マーケティングと言っても中身は様々ですから。

ここで問題なのはエライ人の言葉が、担当の行動につながらないことです。

エライ人が何を決定するために、何を知りたいのか。

そのためにはどのようなデータが必要なのかを明確にしないと、担当は動けないです。

現場レベルだったら、「それって何をすればいいんですか?」と都度確認できます。

しかし、上位経営職がこのようなメッセージを発し続けると・・・・

今、そのような「何をしたらいいのかわからない言葉」の代表が「スマート」だと思います。




基本、エライ人は新しいものが好きなので、何にでも「スマート」を付けたがります。

例えばですが、突然「スマートステーショナリーをつくれ!!」とか言ってしまいます。

担当者も相手がエライ人なので、とりあえずは「ハイ!」と言いますが、後で途方に暮れます。

だって、何をやったらいいのか?何をやってはいけないのか?どのように評価するのかが分かりません。

エライ人の方もそれっぽいものを望んでいるだけで、自身の頭の中で絵はできていません。

できていたらもっと具体的に利用シーンを伝えるでしょう。

こうなると、もうチームは機能しません。

ぐだぐだです。



はやりのIT用語やビジネス用語を多様する会社はお気をつけた方がよろしいかと・・・

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