SSブログ

心のなかの「世の中」 [仕事]

AKB48が全盛でございます。

仕掛け人はご存知、秋元康。

テレビを一日30分しか見ない私であっても知っているから驚き。

この秋元氏が日経ビジネスの記事になってました。

テーマはヒットを生み出すポイント。

その時に出てきた言葉が

「こういうモノがヒットするはず」 ではなく「自分が心底面白いと感じる物」 がヒットに繋がるということ。

この言葉に出会ったのが2010/12/19。

ですから、咀嚼するのに半年を要しています。


なんとなしにですが、私なりに感じるのは、

世の中は自分の心のなかにある。

他人の心のなかには世の中はない。

ということではないでしょうか。



言うまでもなく、私たちはそれぞれちゃんと世の中で生きています。

いろんな情報が入ってきます。

その情報によって、個人個人の世の中がそれぞれの心のなかにできていきます。

世の中は個人の心のなかにしかない。

だから、心のなかで心底面白いと思うものは、リアリティがあり、確実に世の中にあって面白いものであり、
ヒットする可能性がある。

逆に、人の心の中をのぞくような感じで「こういうモノが面白いはず」と考えるときは、世の中が見えていない。
リアリティがなく、人の心をとらえることが出来ない。

世の中は自分の心の中にしかないのです。


市場調査や、流行を追うと、結局は「世の中らしきもの」の幻影を追う事になります。

しかも、総て過去の物。将来のヒットの種にはなりません。

「今これが流行っているから、これをつくろう!」というのは、自分の心のなかの世の中を見ていないのです。

しかも過去の幻影を追いかけている。

こういう思考による商品開発や事業展開はあまり気がすすまないのです。


徹底的に自分の中を見つめ、心底面白いと思うものを追いかける。

他人の心のなかの世の中に迎合すること無く。

他人の心のなかは幻想であり、

本当の世の中のリアルは心のなかにある。

と、思うのです。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。