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スマートテレビ考03  ― gang of four の次のプラットフォーム戦略を考える ―  [テクノロジー]

Google エリック・シュミット会長のインタビュー記事を読みました。

そこで出会った新しい言葉に "gang of four" があります。

Google, Apple, Amazon, Facebook, を指す言葉です。

この4社が今のテクノロジーを支配している、というのがシュミット氏の見解。

この4社に共通しているのが、強力なプラットフォームを持っているということ。

なるほど、プラットフォームか。今、盛んに言われていますね。

少し前までの、テクノロジーオリエンテッドでの囲い込み戦略とは明らかに次元が変わってます。



さて、各社のプラットフォームは確かに強力です。正面からぶつかってもそうそうひっくり返らないでしょうね。

正面から行くなら。

この記事のタイトルは「スマートテレビ考」。

そう、テレビで新しいプラットフォームを構築すればgang of fourに対抗出来るのではと考えるのです。

どうして対抗出来るのか?

 1. 動画ニーズは高く、多くのユーザーを獲得できる。 ( FaceBookより多い )

 2. 動画そのものが商品として対価を得ることができる ( Amazonのモデル )

 3. 広告効果が非常に大きい ( Googleのモデル )

 4. 動画操作APIをオープンにすることでApp市場を構築 ( Appleのモデル )

と、まぁ、やり方次第ではgang of four のプラットフォームより大きくなる可能性がある。

非常に魅力的なのです。 (パクリともいう)


今の4社の動きを見ていると、音楽のクラウドサービスから始めようとしています。

正攻法ですね。ただでさえ権利意識の高い音楽業界を巻き込むことが出来れば

次のTVコンテンツのホルダーに対する布石となります。






ここに、日本企業のチャンスがあると考えます。

一足飛びにテレビコンテンツのクラウド化による、スマートテレビプラットフォームを構築するのです。

要素は揃ってます。

世界に通用する受像機、放送技術、コンテンツ(クールジャパンとか言うやつ)、ネットワークインフラ。

ま、あとは、危機意識をどれだけ持てるか。

旗振りを、意識の高い「官」と、機動力のある「民」で出来るか。


わたしが考えに及ぶぐらいですから、偉い人はとっくに気づいていますよね。きっと。

それに私も助力出来ればと考えるわけであり。

誰かやりませんか?

シリコンバレーは着々と外堀を固めておりますし。








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