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私、エンジニアがデザイン勉強するのは有益だと思う。 [デザイン]

私がデザインに興味を持ち始めたのは、結構最近。

大学で工学を専攻しているときに、

図書館でAXISとか、デザインノートとか、川崎和男の本とか、佐藤雅彦とか石井裕とかの勉強・・・

というより、単に楽しくって眺めていました。

15年くらい前ですかね。

それまでは理系、工学、ロボット一辺倒だったのですが、きっかけが・・・・・・・・・・・・・・・・わからない。


当時は単純にかっこいいもの、面白いものが、デザインワークを通して作られていたものに多かった。

というのが大きかったのかもしれません。


ただ、私はデザイナーになろうとは思いませんでした。今もです。

理由は、自然法則を用いてアイディアを具現化するのはエンジニアの仕事だ、との思い込みのせいです。

まぁ、絵がかけない、ってのも大きいですが(泣)


デザインが大事だってのは感じるのですが、どのように大事かと問われると答えに窮します。


そもそもデザインって何?

広辞苑で引いたら「意匠計画」って出てきましたけど、ますますわからん。

しかも、デザインに携わている方々みんな言うことが違う。うーむ・・・・


ちまちま勉強し、インタビューをし、考えてると、困ったことに私なりのデザイン論ってのも出てくる始末。


恥をしのんで開陳させていただきますと、

「人間の割り切れない部分に触れるのがデザインかな」というものです。

割り切れないモノって何か。

ここも、曖昧で申し訳ないのですが、

「合理性だけでは語ることのできないもの」といいかえてもいいかな。


でも、ここに、エンジニアがデザインを勉強するといいことがあるように思えます。

エンジニアは合理性を突き詰めるのが大好きです。

何でも数値化し定量化し、最適値や、最小値、最大値をもとめる種族です。

この姿勢がよかったのは、目標がはっきり数値化されている場合。このときは最強ではないでしょうか。

マシンスペック競争なんて大好きですし。


しかし、残念ながら、時代が変わりつつあります。

マシンスペック競争という軸から体験重視型に軸が変わりました。

体験を数値化しようと思えばできないことはないのですが、本質は見逃します。

興奮度120%の携帯電話!!意味がわからない・・・・・




こんな時にこそ、「デザイン思考」が有益なのでは?と考えます。

合理化一辺倒のエンジニアから、人間の事を理解しようとするエンジニアへ。

言葉に表せないものを作っています、なんて言えたらかっこいいですよね~

ちょっとカッコつけすぎでしょうか?(笑)







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